『キャンディ・キャンディ』等のコミックの買取のご依頼を頂きました。
買取品目 | |
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コミック | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県 千葉市 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
千葉県千葉市のお客様から買取のご依頼を頂き、出張買取にお伺いしました。
今回は、少女マンガ本を中心に、他にも文芸書の単行本や雑誌など査定させて頂きました。
その中で、今回ご紹介する書籍は、『キャンディ・キャンディ』です。
講談社の少女漫画雑誌『なかよし』で、1975年から1979年にかけて連載され、1976年からはテレビアニメ化もされた言わずとしれた名作です。
原作の水木杏子、作画のいがらしゆみこの代表作で、『なかよし』の看板作品として同誌の売り上げを牽引して、単行本7巻は日本の漫画単行本として初めて初版100万部が印刷された記録も持っています。
テレビアニメの他にも、劇場版の公開や舞台化、小説化もされ、現在のメディアミックスの先駆けともいえるのではないでしょうか。
主人公のキャンディの他にも出てくるキャラクターはどれも魅力的で、当時読んでいた女の子の間では、アンソニー派かテリー派かで熱い討論が行われていたとか。
しかし今現在『キャンディ・キャンディ』は、原作者と作画者の間での著作権帰属を巡る争いから、KCなかよし版の単行本、中央公論社の愛蔵版と文庫版ともに絶版となっていますので、中古の本を探すしか読む方法がないため、古書市場ではプレミア価格で取引されています。
そういった事情から発行部数に比べて貴重な書籍ですので、査定も通常の買取相場よりも高い評価を付けさせて頂きました。
作画者のいがらしゆみこさんといえば、お子様であるいがらし奈波さんは「男の娘」マンガ家として、『わが輩は「男の娘」である!』で漫画家デビューしているなど才能を受け継いでいます。