『日本の地質 共立出版』等をお譲りして頂きました。
買取品目 | |
---|---|
歴史書、地理書 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 東京都 江東区 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
東京都江東区のお客様から、出張にて古書等をお譲りして頂きました。
今回お伺いしましたお客様は、地理や地域風土などに興味があり、そういった関連の蔵書が多くあり、丁寧に査定させて頂きました。
今回おすすめしたい書籍は『日本の地質 共立出版』です。
日本全国を9のブロックに分け、各地方ごとに地質・古生物・岩石・土木・資源・火山・地震・考古の資料をまとめた書籍です。
普段、普通に生活を送っているとあまり意識はしない地質に関してまとめた書籍ですが、ここ最近の自然災害の増加などで地質的に弱い地域などがあるなどの報道などを耳にする機会が増えてきたように思います。
また、その他にも資源探索や建設事業の際も地質の調査を行っているなど、自分の知らないところで結構身近な存在なのかもしれません。
地質といえば、先ほど当店があります千葉県にも世界的なニュースがありました。
千葉県市原市田淵にある地層で、一番新しい地磁気逆転の記録が世界で最もよく残っているため、時代を分ける境界がよくわかる地層として、世界的に認められました。
その地質年代記を表す呼び方として、ラテン語で「千葉の時代」を表す「チバニアン」と呼ばれるというのが、令和2年1月に決定されました。
「チバニアン」という名称だけはニュースなどで耳にされた方も多いのではないでしょうか?
日本の地名にちなんだ名前が地質年代につけられることは初めての快挙だそうです。
東京からも近い千葉の房総半島で、何十万年前の地層から感じられる地球の歴史にロマンを感じます。