図録『妖精の世界展』などの書籍の買取をさせて頂きました。

  • 妖精の世界展
買取品目
美術書
買取方法出張買取
お住まい千葉県 山武市
最寄り駅成東

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

千葉県山武市にお住まいのお客様から買取査定のご依頼を頂き、出張買取にお伺い致しました。

今回のお客様は、美術書などの専門書を多くお持ちで、一般書店には流通していない珍しい書籍もありましたので、丁寧に査定をさせて頂きました。
お客様は、こういった出張買取をご利用されるのは初めてで最初は少し不安だったそうですが、実際利用してみたら事前準備なども特になく、提示させて頂いた査定金額にもご満足頂けたようで、スタッフとしてもとても嬉しいです!

今回買い取らせて頂きましたお品から紹介する一冊は、『妖精の世界展』の図録です。
この書籍は、1998年に開催された展覧会で販売された図録です。
古くから妖精は、絵画作品・陶磁器の図柄・絵本の挿絵・人形など様々な芸術作品で表現をされており、そういった作品をまとめて紹介している一冊となっています。
ヴィクトリア朝時代の妖精画など、幻想的な作品が多く収録されているのも魅力的ですが。書籍自体の装丁にもこだわりが感じられる、素敵な一冊となっています。

この本をちょっと読んでましたら、昔イギリスであった「コティングリー妖精事件」を思い出しました。

過去にはテレビなどで取り上げられて、またこの事件を題材にした映画もありましたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、イギリスのコティングリー村に住む従姉妹同士の2人の少女が妖精に会って、写真を撮ったのです。

この写真は全部で5枚撮られたうちの1枚で、世界的にも有名な写真ですね。
カメラの持ち主である父親は最初いたずらだと思いましたが、2ヵ月後また妖精の写真が撮影されたため、シャーロック・ホームズシリーズの作者であるコナン・ドイルに相談するのです。
コナン・ドイルはこの写真についての論文を発表し本物だとしたので、この事件はイギリス中に知れ渡り本物なのかトリックなのかイギリス世論の大論争が巻き起こったのです。

結局、この写真は少女二人の捏造だということが後に告白され、偽物であるとの結論になっていますが、60年以上もの長い間、人を騙し続けたということでギネスブックに載っており、偽物だとわかった現在でも何故か人々を魅了し続けています。
(ただ、5枚目だけに関しては撮影した記憶がなく、妖精を見たことは真実だと語っているそうです。)

ヨーロッパでは妖精の存在が問題になり話題になりますが、日本でも幽霊や妖怪などの存在がしばしば話題になり、そういった不思議なものの存在に関しての興味は世界共通なのかもしれませんね。

この他にも、興味深い面白い書籍をいくつもお譲りして頂きましてありがとうございました!

みつばち書店では、出張費用のお客様のご負担は一切ありませんし、事前に書籍を本棚から出したり梱包材の用意などの事前準備もお願いしておりません。
提示させて頂いた買取金額にご納得頂けない場合は、無理に買取をお願いすることは一切ございませんので、書籍などの処分でお困りの方は是非一度当店にご相談ください!


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