BCL関連書籍等をまとめて買い取らせていただきました
買取品目 | |
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書籍、趣味の本 | |
買取方法 | 宅配買取 |
お住まい | 東京都 府中市 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
東京都府中市にお住いのお客様より、保有している書籍の一部を整理の一環として買い取って欲しいというお話を頂きましたため、事前にメールにて買取をご希望される書籍の内容などを伺わせていただいた後、宅配買取でご対応させていただきました。
今回のご依頼にて主として買い取らせて頂いたのは『BCL』と呼ばれる種類の趣味に関する書籍です。
BCLというのは短波を用いて行われる国外からの放送を受信する事を指した用語で、広い意味では放送を聴取する趣味、といった意味合いの言葉だそうです。
元々は、1970年代の半ばからブームが始まったもので短波無線が持つ長距離まで到達するという利点を活かして日本に居ながら国外の放送を受信を楽しむほか、放送局が発行しているベリカードと呼ばれる確認証を収集する事などを楽しむ人々が増えたのが発端となっているそうです。
特に国外の放送局のものは美しいデザインのベリカードも多いことから、これの収集を趣味としている方々もいらっしゃるそうです。
画像に使用させて頂いている日本BCL連盟より刊行された『月刊 短波』もそうしたBCL関連書籍の一つとなります。
今回お譲り頂いた『月刊 短波』はBCLの人気が爆発した頃のもので、中身を確認させて頂いた際には外国語に関する記事が用意されていたりと、当時の人気ぶりや今の時代では見ることの難しい情報などが確認できる物となっています。
国外の放送を聴取するという性質上高い語学力が必要であることと、一大ブームの真っ最中に起きた郵便料金の値上げなどもありブームの鎮静化以降、現在は下火になっているBCLですが、最近ではコロナ禍による巣ごもり需要の増加に伴い、家から出ないで出来る点や他者とのつながりを感じ取れる点などから若いころにBCLを楽しんでいた層の人たちをはじめとして、その人気が再燃しているところもあるそうです。
コロナ禍によって世の中の生活は一変した、新しい形になりつつある、などとはよく使う良い回しになって久しいですが、一方でそうした時代だからこそ、昔やっていた趣味の面白さを再認識する、というのもあるのかもしれないですね。