『月刊ニュータイプ』などの雑誌を多数買い受けさせていただきました。
買取品目 | |
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アニメ雑誌 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県 香取市 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
千葉県香取市のお客様のお宅へ、古書の出張買取に伺ってきました。
小説などの文芸書の他に、お子様が過去に買い続けていた雑誌も可能であれば買い取って欲しいとのことでしたので、併せて査定させて頂きました。
その中でもアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』だけでも段ボールに10箱ほどもあり、10年分ほどまとめてセットでお譲りして頂けました。
雑誌は古いものであればあるほど希少価値が高くなりますが、中々状態が良いものは珍しいので、今回のように状態が良いもので、また雑誌は年単位のセットでお探しの方が多い為、まとめてお譲りして頂けるのは大変ありがたかったです。
『月刊ニュータイプ』は、当時社会現象となっていた『機動戦士ガンダム』の続編の『機動戦士Zガンダム』のスタートと並行して創刊し、30年以上も続いている希少な雑誌です。
幅広いアニメ情報のほか音楽や映画もカバーし、アニメ情報総合誌として高い人気を誇り、90年代半ばには『新世紀エヴァンゲリオン』がブームとなり、その影響からアニメ雑誌としては異例の40万部を記録するなど、後に発行されたアニメ雑誌にも大きな影響を与えています。
斬新なデザイン画があったりと毎号ワクワクさせてくれ、アニメ関連情報誌ならコレ一冊でほぼ網羅しています。
現在、日本の『アニメ』は年間150本以上も新作が制作され、海外での認知度や人気も年々高まっている、日本を代表する産業、自慢でもあります。
こういった現在のアニメ業界の発展の一助となったのが、『月刊ニュータイプ』などのアニメ雑誌なのではないでしょうか。
現在では当たり前となっているアニメクリエーターの存在を世に広めたのが、クリエーターにスポットライトを当てたアニメ雑誌の紙面での紹介からでした。
日本を代表するアニメ映画監督の宮崎駿や押井守なども、アニメ雑誌のバックアップを受ける形で世に出て行った存在です。
近年はインターネットの普及からアニメの情報をネットで集められ、また出版不況もありアニメ雑誌は厳しい環境にはありますが、いまだに根強いファンも多くいらっしゃいます。
今回は、お客様のお子様が何年にも渡り毎月買い求め、大事にされていたものをお譲りして頂きましたが、きっと同様にアニメを愛してやまない方の手に届くと思います。