アニメ作品のレーザーディスクを買取りさせて頂きました。

千葉県松戸市のお客様より、宅配買取を利用してアニメグッズの買取をさせて頂きました。

今回のお客様は、メールでのお問い合わせの際に、アニメ関連のグッズを大量に処分を検討しているとのことで、宅配便で買取希望のお品を送るだけの手軽さに惹かれ、当店の宅配買取を選んで頂きました。

送って頂きましたお品は、テレビアニメ化されたマンガの原作本などの書籍の他に、DVDなどの映像作品も多くあり、シリーズが全巻揃っているのはもちろん、初回生産限定盤などの特典が付いているものも多く、高く評価をさせて頂きました。

その中でも『Zガンダム メモリアルボックス』と『ガンダムZZ メモリアルボックス』は特に高く評価させて頂きました。

こちら、現在では大変珍しいレーザーディスクのお品なんです。
レーザーディスクが主に販売されていたのは80年～90年代前半なので、名前だけは聞いたことがあっても実物はご存じない方も多いかもしれません。
私自身も、実際にレーザーディスクの映像を見たのは、過去にお客様から買取させて頂いたとき拝見したのが初めてでした。

レーザーディスクは、1972年に光学式ビデオディスク規格として発表され、日本ではパイオニアなどからプレイヤーが発売され、直径30ｃｍの大きさで発売当時は「絵の出るレコード」というキャッチコピーが使われていました。

当時としてはきれいな画質と、両面で2時間の記録が可能なところから、映画や、テレビドラマ・アニメーションなどのシリーズ作品に多く使用され、ボックスセット形態の商品も多く発売され、コアなファンを中心に人気を博しました。

今回お譲りして頂いた作品も、そういったいわゆるマニア向けに販売された作品の一つです。
現在では普通となっている、アニメやドラマのボックスセットの販売を、30年以上前にレーザーディスクでは行っていたというのには驚かされました。
また、レーザーディスクを使用した業務用カラオケは大ヒットとなり、今でも飲食店などで過去に使用したレーザーディスクカラオケの大きな機械を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、レーザーディスクはレンタルを禁止して販売専用という戦略をとっていたこともあり、視聴には購入が絶対に必要であり、同時期にVHSの普及から一部のマニア向けのものとなっていき、90年代後半には新規格のDVDの誕生から徐々に衰退していき、2007年に世界唯一の製造ラインが廃止され、幕を下ろしました。

ただ、現在でもコアなファンは多くいて、特にアニメファンの方は多いです。
その理由は、80年代にレーザーディスクで発売されたアニメOVA作品などで、現在では権利の関係などからDVDや動画配信サービスなどで見ることが出来ない作品が多くあるからです。
その年代のアニメ作品は、現在のアニメにも多大な影響を与えている名作も多く、アニメファンにはレーザーディスクは特別な存在だそうです。
そういったことからレーザーディスクのプレーヤーも、中古市場では現在でも活発に取引が行われています。

当店では、レーザーディスクなどのレトロなお品も買取可能ですので、お心あたりのお方はお気軽にご連絡ください！