『椎名誠著作作品』をまとめてお譲りして頂きました。

東京都世田谷区二子玉川にお住いのお客様よりご依頼を頂き、書籍の買取りを致しました。

今回ご依頼をくださいましたお客様は、長年買い揃えてきた蔵書の整理の為に、当店の買取査定をご利用してくださいました。

査定希望の書籍は、国内の作家の文芸作品を中心に、他にもエッセイや評論なども含まれているとのことでした。
文芸作品ですと、作品によってはお値段を付けることが出来ず、お客様へ返却する場合がありお手数をお掛けしてしまう可能性がありますので、あらかじめ詳しい内容や状態をメールで確認させて頂いたうえで、宅配買取のご案内をさせて頂きました。

実際に当店に送って頂いた書籍は、文芸作品だけでなく幅広いジャンルの作品で、単行本に限らず文庫本も多く含まれており、お客様の読書愛が感じられる内容でした。

その中でも特に、作家の椎名誠の著作が多くありました。

代表作の『哀愁の町に霧が降るのだ』や『武装島田倉庫』などの小説作品はもちろん、作家としてのデビュー作の『さらば国分寺書店のオババ』などのエッセイ作品も含め、100冊ほどをまとめてお譲りして頂けました。

お客様は、同じ世田谷区出身の作家ということもあって椎名誠の大ファンで、ほとんどの作品を買い揃えてきたそうです。
（勝手なイメージで椎名誠は千葉県出身だと思っていましたが、調べると出生は世田谷の三軒茶屋だったんですね）

椎名誠は大変人気の高い作家ではありますが、それ故発行部数が多い為、単体ではなかなかお値段を付けることが難しいですが、今回は一度に100冊ほどをまとめてお譲りして頂けましたので、評価をプラスさせて頂きました。

様々な職歴を持っている椎名誠は、そんな経歴を活かした独特な世界観を持った小説やエッセイで高い人気の作家ですが、個人的には『怪しい探検隊シリーズ』が一番好きです。

男ばかりの集団で、旅行先も含めて良い意味で行き当たりばったりな旅の模様は割とハチャメチャで、大の大人が大暴れする姿に毎回わくわくさせられます。
元祖アウトドアエッセイの本作でアウトドアの魅力に目覚め、アウトドアを趣味にされた方も居るのではないでしょうか。
まだまだ旅行が厳しいご時世ではありますが、読書の秋にこういったエッセイで少しでも旅気分を味わうのも良いかもしれませんね

みつばち書店では、文芸作品の他にもエッセイなども取り扱いしております。
また、同一作家の作品をまとめてお譲りして頂けるとご査定がプラスになることもありますので、お気軽にお問い合わせください！