『新訂増補 国史大系』全70冊セットを買取しました。

東京都台東区上野にお住いのお客様よりご依頼を頂き、書籍を買取しました。

今回のお客様は、亡くなられたご両親の遺品の書籍の処分のために、当店に買取査定のご相談をくださいました。

買取希望の書籍は、50年以上前の発行から年数が経った書籍が多く、状態が悪いものもいくつかあるとのことでした。
その為、場合によってはお値段を付けることが出来ず買取をお断りすることがあることをお伝えしたうえで、事前にメールで画像を送って頂き状態などを確認させて頂き、宅配査定のご案内をさせて頂きました。

実際の書籍を拝見しますと、事前に画像を見させて頂いてはいましたが、発行年数を考えますと思った以上に状態が良く、大事にされてきたことが伺われる蔵書の数々でした。
全集などのセットのお品はほとんど揃っていることも、査定の際はプラスの評価をさせて頂きました。

今回お譲りして頂いた書籍の中でも、特に注目しました書籍は、『新訂増補 国史大系』です。

本書は、吉川弘文館より出版された日本史の史料を集めた書籍で、「国史大系」とは日本史や国文学を学ぶ際には必須の基本の書とも呼ばれていて、学生さんや研究者の方から、一般の歴史好きな方まで幅広い需要があるシリーズです。

今回は、『新訂増補 国史大系』全64冊に、索引などが収録された別巻２冊と普及版の『吾妻鏡』の4冊をあわせた、全70冊をまとめてお譲りして頂きました！

有名なシリーズのため、当店でも数冊づつで拝見することは頻繁にありますが、ここまで揃っていることは珍しくそのボリュームは圧巻ですね

発行から年数が経っていることもあり、函が欠けている巻がいくつかありましたが、月報がある巻もあるなど比較的状態が良かった為、高く評価致しました。

今回は、この他にも貴重な書籍をいくつも譲って頂きました。
お客様から、亡くなった両親が大事にしてきた書籍なのでしっかりと評価してもらえて良かったとの嬉しいお言葉を頂けて、当店としても珍しい書籍をたくさん譲って頂けて大変ありがたい買取となりました

みつばち書店では、歴史書などの専門的な書籍でも対応可能ですので、処分をご検討中の方は是非一度当店にご連絡ください！