『雑誌 探偵小説専門誌 幻影城』をまとめて買い取り致しました。

  • 幻影城 背表紙
買取品目
雑誌
買取方法宅配買取
お住まい茨城県 牛久市
最寄り駅牛久

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

茨城県牛久市にお住いのお客様より、宅配便を利用して書籍を買取しました。

今回のお客様は、過去に収集していた雑誌の整理を検討しているとのことで、買取が可能かどうかのご相談に当店へお問い合わせをくださいました。

当店では、雑誌の買取のご相談をよく頂いておりますが、雑誌はジャンルの性質が発行時の最新情報などをまとめた内容が多いことから、古いものは需要が低く買取が出来ない場合が多いのが特徴です。

しかし中には、レトロな雑誌で現在では廃刊になっていて希少である、有名芸能人の過去の写真が掲載されている、マンガ雑誌なら人気作品の連載初回掲載号など、思わぬプレミアがついている場合があります。

捨てる予定だった雑誌が実はすごいお宝だった、なんてことがあるかもしれませんので、処分を検討中の方はまずは一度当店へお気軽にお問い合わせください。

今回お譲りしていただいた雑誌『幻影城』も、日本のミステリ作品ファンの間では伝説の探偵小説雑誌と呼ばれている、有名な雑誌です。

幻影城 背表紙

今回は、すでに廃刊していて珍しい雑誌ということ以外にも一度に大量にお譲りして頂けましたので、そのことも査定の際は評価をさせて頂きました。

本書『幻影城』は、1975年から79年の約4年半、計53冊が刊行された探偵小説専門誌で、短命な雑誌でありながら多くの才能を輩出し、後のミステリ界に大きな影響を残した伝説の雑誌として語り継がれています。

雑誌名は、江戸川乱歩の評論集の『幻影城』から採られたこともあり、小説作品以外にも探偵小説に関する研究評論も多く掲載されていて、今読んでも興味深い作品が多いですねicon_eek.gif

また、戦前戦後の時代に発表され、それ故埋もれてしまった作品の再収録もされていて、そういう面からも大変意義深い雑誌だったのではないでしょうか。
収録作品には、多少の古臭さや読みにくさは感じますが、現在まで続く日本のミステリ小説の歴史を感じられる、ファンにはたまらない雑誌ですね。


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