『書道西田王堂 基本と鑑賞』ほか、専門書・実用書・趣味の本など買受させて頂きました。

茨城県牛久市へ、出張買い受けに伺ってきました。

今回のお客様は、趣味の本や実用書を中心にご査定させて頂きましたが、特に『書道西田王堂 基本と鑑賞』などの書道に関する書籍を多く所有しておりました。

西田王堂は、昭和7年に「日本春秋書芸院」を発足し、70年以上に渡り後進の書家を育成し、また展覧会を開催するなど日本の書道の発展に貢献された日本を代表する書家の一人です。
過去には、作品が書道の教科書にもお手本として掲載されていたとのことで、もしかしたら知らず知らずのうちにお世話になっていたのかもしれません。

お客様に、ご家族のどなたか書道をされているんですか？と伺うと、対応してくださっていた奥様が過去に本格的にされていたとのことでした。
子どもの頃にピアノやお習字に通っているお友達が羨ましかったため、お子様の手が離れ余裕ができたことからカルチャーセンターに通い始めたそうです。
他の教室に比べ手軽で簡単そうだからと習い始めましたが、次第に毛筆の持つ表現の幅の広さに魅了されて、専門書も読み始めるほど夢中になっていったそうです。

現在は絵手紙の教室にも通い始めそちらに力をいれているそうですが、絵に添える文章を書くときに書道で培った経験が活かされて、友人からも好評だそうです。

現在は、お家時間が増えた影響から自宅で出来る習い事などがブームになっていて、大人や社会人などを対象にした習い事の特集をテレビなどで見る機会が多くなっています。
仕事終わりに習い事をして、余暇を充実させたりキャリアアップにつなげたりと、自分磨きがこれからもどんどん増えていくかもしれません。

新しいことを始めるのに、こういった専門書をお供に本格的にスタートさせるのも、モチベーションアップに効果的なのではないでしょうか。