『韓国の建築と芸術』を買い取り致しました。

東京都江戸川区にお住まいのお客様のご自宅へ、書籍の買い取りにお邪魔しました。

今回のお客様は、お家の不用品の整理の際に出てきた書籍を買い取ってもらいたいとのご相談を頂き、ご自宅へお邪魔して査定をさせて頂きました。

買取希望の書籍は数年前に亡くなられたお父様の蔵書だったとのことで、主に昭和年代に発行された国内外の作家の文芸書の単行本や文庫本がジャンルを問わず大量にありました。
現在はご家族の中で読まれる方がいないのでもったいないと思っていたけど、処分をしようにも古い本ばかりなので買取も難しいと悩んでいたところ、このホームページで当店に興味を持ちご連絡をくださったそうです。

ご自宅へお邪魔して実際に拝見しました書籍は、発行から年数は経っていましたがどれも比較的状態が良く、人気作家の作品以外にも少しマイナな珍しい作品も含まれており、大量にまとめてお譲りして頂けたこともあり、ありがたい買取査定でした(*^_^*)

お客様からは、処分に困っていた悩みの種だった本がすっきりして、おまけに良い値段で買い取ってもらえて、頼んで良かったと喜んで頂けて嬉しかったです！

今回の買取でお譲りして頂いた書籍の中から、私が注目したご紹介したい一冊は『韓国の建築と芸術』です。

本書は、1988年に発行された書籍で、タイトルの通り韓国の建築と芸術についてまとめられた書籍です。

1906年に東京帝国大学工科大学から発行された『韓国建築調査報告』の内容の復刻なので、送り仮名がカナになっているなど時代を感じる書籍となっています。

編者のひとりの関野貞は、東京帝国大学名誉教授も務めた建築史学者で、建築以外にも美術や考古学にも精通していて、特に朝鮮の建築や芸術に関する研究は現在でも基本文献として高く評価されています。

写真と図版も多く収録されていて、かなり濃い内容となっています

現代では、映画や音楽などの作品が世界的に注目されている韓国の芸術の歴史を感じられる貴重な一冊といえるのではないでしょうか。

みつばち書店では、発行から年数が経っている書籍も丁寧に査定して買取の可否や金額をご提示させて頂きます。
古いからと諦めてしまう前に、まずは一度当店までお気軽にご連絡ください！