ソニー短波ラジオ『ICF-SW7600G』を買取しました。

千葉県八千代市にお住まいのお客様のお宅へ、出張買取にお邪魔しました。

今回のお客様は、ご自宅の不用品をまとめて買い取ってもらいたいと思い、書籍以外の買取も可能な当店にご連絡をくださいました。
ずっと手つかずの倉庫がありお客様自身も具体的な量が把握出来ていないとのことでしたので、大量買取に対応出来るようにスタッフの数をいつもより増やして、感染症対策も万全にご自宅へお邪魔させて頂きました(^o^)

実際に拝見しました手つかずの倉庫には、単行本や文庫などの書籍のほかに、お客様が趣味で集めてこられたグッズが大量に出てきました。
中でも、数年前に亡くなられたお父様のご趣味が音楽鑑賞だったそうで、オーディオ関連のお品が特に多くありました。

いくつかお譲りして頂きましたが、その中から今回ご紹介するお品は『ICF-SW7600G』です。

こちらは、1994年にソニーから発売されたラジオで、AM・FMの他に長波・短波の受信も可能なワールドバンドラジオです。

発売から30年近く経っていますが、ボタン類に欠けなども無い綺麗な状態で、通電、動作、ラジオの受信も確認できたため、今回は高く評価させて頂きました。

専用のケースも付属していました(^o^)

ラジオといえば、1970年代に短波放送の聴取をする「BCLブーム」が社会現象となり各社から短波を受信できる機種が発売されました。
中でもソニーのラジオは家庭向けの普及価格帯の「スカイセンサー」シリーズが爆発的な人気を誇り、当時の小中高生の憧れの存在でした。

その「スカイセンサー」シリーズの後継として1977年に発売された「ICF-7600」シリーズはいくつかの機種が発売されてラジオ愛好家から愛されましたが、近年のラジオブームの衰退から2001年発売の「ICF-7600GR」を最後にソニーは高性能ラジオからは撤退してしまいました。

その為、過去に発売されていたソニーのラジオは愛好家から現在でも需要が高く、動作品はもちろんジャンク品でも修理しても使いたい方が多く、高値で取引されています。
そんな古いラジオですが、構造がシンプルなこともあり数十年経っても問題なく動作するものが多く、当時からの技術力の高さに驚かされますね

みつばち書店では、古いオーディオ機器も丁寧に査定して買取させて頂きますので、処分を検討中の方はお気軽にお問い合わせ下さい！