『大村はま 国語教室』をセットで買い取りしました。

千葉県白子町にお住まいのお客様のご自宅へ、書籍の買取りにお邪魔しました。

今回買取査定のご依頼をくださったお客様は、亡くなられたご両親が遺された蔵書が実家で手つかずになっていて、思い切って整理しようと考え当店へご相談を下さいました。
お仕事のご都合で週末しかお時間が取れないとのことでしたので、今回は予定を調整して直接ご自宅へお邪魔して査定作業を行いました。

実際に拝見しました買取を希望された書籍は文芸書が中心でしたが、亡くなられたお母様が学校の先生をされていたとのことで、教育関係者向けの専門的な書籍もいくつか含まれていました。
そういった書籍は一般向けではないですが、その分希少性が高いお品も多いため、お譲りして頂けてありがたかったです(*^ω^*)

お客様からは、ずっと懸念していた実家の不用品をまとめて引き取って貰えて頼んで良かったと喜んで頂け、嬉しい買取査定でした！

今回の買取査定でお譲りして頂きました書籍の中からご紹介するお品は『大村はま 国語教室』です。

本書は、筑摩書房から1982年から85年にかけて発行された書籍で、日本の国語教育者・大村はまの国語教育書です。

今回は全15巻の他に、自伝などが収録されている別巻と資料篇の全5巻を合わせて、計21冊をセットでお譲りして頂きました(^^)

資料篇5巻「研究発表」のカセットテープ3本は全て未開封の状態でした。

全巻セットだったことはもちろん、全ての巻がしっかりと外函に入って保管されていて書籍本体のコンディションも良かったため、高い評価で買取させて頂きました(*´∇｀)ﾉ♪

大村はまは一般的な知名度は低いかもしれませんが、国語教師・国語教育研究家として戦前から戦後にかけて国語教育の実践的研究に取り組んだ人物です。

教師としては中学校で教鞭をとり「大村はま単元学習」を確立し、教職を定年退職後も「大村はま 国語教室の会」を結成し、日本の国語教育の向上にも努め、今なお多くの教育者に影響を与えています。

本書は一般にはあまり馴染みがない書籍ではありますが、その分流通数が少ないこともあり希少性が高い書籍ですので、貴重な書籍をお譲りして頂け感謝です(^^)

みつばち書店では、専門的な書籍も丁寧に査定して買取金額をご提示させて頂きますので、処分をご検討中の方はお気軽にお問い合わせ下さい！