『月刊コミック・マガジン COM』をお譲りして頂きました。
買取品目 | |
---|---|
漫画雑誌 | |
買取方法 | 宅配買取 |
お住まい | 茨城県 東海村 |
最寄り駅 | 東海 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
茨城県東海村にお住いのお客様より、書籍をお譲りして頂きました。
今回買取査定のご依頼をくださったお客様は、お父様の遺された遺品の整理の際に出た書籍を処分したいと、当店の買取査定にご相談をくださいました。
買取を希望された書籍は、お父様が趣味で集めてきたコミック本が中心とのことでしたので、事前にメールで書籍の画像を送って頂き簡単に内容と状態を確認したのち、宅配便を利用しての買取査定をご案内させて頂きました。
実際に拝見しましたコミック本は、昭和に発行された少年向け作品が中心で、テレビアニメ化もされている人気作品から、少し珍しい読み切り作品が収録されている単行本まで幅広くありました。
中には、現在では中古での入手しか読む方法がないいわゆる発禁作品が収録されている単行本も何冊もありました。
そういった作品は、怖いもの見たさがあるのか古書市場では大変人気のため、高く評価して買取しました。
今回は単行本のほかに漫画雑誌も何冊かお譲りして頂きましたが、その中から今回ご紹介するお品は『月刊コミック・マガジン COM』です。
こちらの漫画雑誌は、1967年から73年にかけて虫プロ商事から発行されていた漫画雑誌で、今回は創刊号の1967年1月号から同年12月号までの計12冊をまとめてお譲りして頂きました。
本誌には、手塚治虫のライフワークと言われている作品『火の鳥』が連載されていて、創刊号からは作品の第一部に位置付けられてる『黎明編』が収録されています。
漫画雑誌『COM』は、虫プロ友の会発行の会報「鉄腕アトムクラブ」の後継雑誌というコンセプトで創刊したことから、当初は手塚治虫の個人誌的な色合いが強い雑誌でしたが、「描きたいものが描ける雑誌」「新人を育てる雑誌」としてさまざまな新人作家や試験的な作品が多く掲載されて、この雑誌から巣立っていった漫画家が多いことでも有名です。
しかし、親会社であった旧虫プロの経営悪化によって虫プロ商事は1973年に倒産しており、『COM』は自然消滅という形で幕を下ろしていて、刊行期間はわずか4年ほどの短いものでした。
そんな短命の漫画雑誌ではありますが、前述のとおり今も活躍しているような著名な漫画家を多く輩出していて、日本のマンガ文化の歴史に名を刻む伝説の漫画雑誌として今なお高い人気で、古書市場でも頻繁に取引されている人気漫画雑誌です
みつばち書店では、刊行から年数が経っている漫画雑誌も買取対象となっています。
年単位の大量買取ですと、より高評価での買取が可能ですので、処分をご検討中の方はまずは一度当店までお気軽にお問い合わせください!