『澁澤龍彦集成 全7巻セット』をまとめてお譲りして頂きました。
買取品目 | |
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全集 | |
買取方法 | 宅配買取 |
お住まい | 東京都 中野区 |
最寄り駅 | 東中野 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
東京都中野区にお住まいのお客様から、書籍をお譲りして頂きました。
今回買取査定のご依頼をくださったお客様は、亡くなられたお父様の遺品の整理の際に出てきた書籍の処分のために、当店に買取査定のお問い合わせをくださいました。
離れて暮らしていたこともあり、片づけに時間が掛かってしまっていて、出張買取で来てもらっても立ち会う余裕がなく書籍の処分に困っていたところ、当店の宅配買取を見つけてご連絡を下さったそうです。
買取をご希望の書籍は、国内の作家の文芸書が中心とのことでしたが、両親が集めていた書籍のため価値がよくわからないのでまとめて見てほしいとのご希望でした。
そのため、今回は事前にメールで書籍の画像を送って頂き、状態や内容を簡単に確認した上で、宅配買取のご案内をさせて頂きました。
実際に送って頂きました買取をご希望の書籍は、全集などの冊数が多い作品が中心でした。
画像は、今回お譲りして頂いた書籍の中から『澁澤龍彦集成』です。
本書は、昭和45年から54年にかけて桃源社から発行された日本の文学者・澁澤龍彦の作品集で、今回は全7巻をセットでお譲りして頂きました。
付属の月報もしっかりと揃っていたこともあり、高く評価して買取させて頂きました。
澁澤龍彦は、フランス文学者としてマルキ・ド・サドを日本に広めた人物として有名ですが、こちらの作品集は集成というだけあり、翻訳や小説以外にも評論やエッセイなどの文筆業がまとめられています。
おそらく澁澤龍彦の作品集として一番最初に発行された作品集で、存命中に発行されていたこともあり収録作品は1960年代ごろに発表された作品に限られていますが、それでもかなりボリュームのある読み応えのある作品集となっています。
その自由奔放な生き方や、「悪徳の栄え事件」が先行して少しマニアックな印象の澁澤龍彦の作品ですが、西洋の文化や歴史の深い見識に裏打ちされた優れた翻訳作品や、独特の持論を展開するエッセイも高い評価で今なお高い人気で、本書は一読の価値はある面白い作品集です(*´∇`*)
みつばち書店では、発行から年数が経っている書籍の買取査定も大歓迎です。
遺品整理などの大量買取にも対応可能ですので、まずはお気軽に当店までお問い合わせください!