『李朝の美 民藝』を買取り致しました。
買取品目 | |
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美術書 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県 東金市 |
最寄り駅 | 東金 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
千葉県東金市にお住まいのお客様からご依頼を頂き、書籍の出張買取にお邪魔しました。
今回買い取り査定のご相談をくださったお客様は、ご自宅の倉庫に保管していて数年前から読んでいない書籍をまとめて引き取って欲しいと、当店へお問い合わせをくださいました。
発行から年数が経っている書籍が多く、ジャンルも多岐に渡っているとのことでしたので、今回はご自宅へ直接お邪魔して査定作業を行いました(๑•̀д•́๑)
査定を希望された蔵書は、数年前に亡くなられたご両親が買い揃えた書籍だそうで、読書好きだったというご両親の蔵書は事前のお話のとおりあらゆるジャンルがありました。
また、読書以外に美術鑑賞も趣味だったとのことで、美術関連の書籍も含まれていました(。・ω・。)
中には、専門的な希少な書籍も何冊かあり、大変貴重な書籍をいくつもお譲りして頂け、大変有り難い買い取り査定でした( ᴗ̤ .̮ ᴗ̤人)
今回の買取査定でお譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介する一冊は『李朝の美 民藝』です。
こちらの書籍は、1973年に毎日新聞社から出版された書籍で、18~19世紀の李朝期の朝鮮における民芸をまとめた資料集です。
奥付の著者の欄には岡本太郎の名前もありますが、収録されている作品の解説などの文章を担当しているそうです(*゚0゚*)
李朝というのは、朝鮮において1392年に李成桂によって始められた王朝のことを指し、一般には「李氏朝鮮」の名でも知られています。
地理的な要因からか中国からの影響が多くありますが、それでも独自の文化が発展して、中でも芸術の分野では絵画や磁器は中国とも日本とも異なる、彩り鮮やかな作品が特徴です。
日本でも、柳宗悦が李朝で生み出された陶磁器を見てその美しさに魅了され、それが後の民藝運動に繋がり、日本の陶磁器にも大きな影響が与えられたそうです“φ(・ω・。)
本書では、そんな李朝の美術作品の図版が「民具編」「民画編」に分けてまとめられ、色鮮やかな作品がカラーの大きな図版で収録されていて、その独特な雰囲気の特徴的な作品を楽しむことが出来る一冊となっています(*ˊᗜˋ*)♡
みつばち書店では、専門的な内容の美術書も丁寧に査定して買取金額をご提示させて頂きます。
発行から年数が経っている書籍でも取り扱いが可能ですので、そんな書籍の処分をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください٩(๑•̀ω•́๑)۶