『現代語訳 日本の古典』をセットでお譲りして頂きました。

千葉県市川市にお住いのお客様より、書籍をお譲りして頂きました。

今回ご依頼をくださったお客様は、事前に詳しいご依頼内容をお伺いしたところ、お子様が以前読まれていて現在は不要になった書籍の査定をお願いしたいとのことでした。
お子様は独立されて、空き部屋になった子供部屋の不用品をまとめて引き取って欲しいとのご希望でしたので、今回は直接ご自宅へお邪魔して査定を行いました( ᴗ̤ .̮ ᴗ̤人)

お客様は、お子様の成長に合わせて書籍を買い与えてきたそうで、絵本や児童書から学習書まで幅広い年齢向けの書籍が、ジャンルを問わずありました。
また、ご自身が子どものころに読んでいた本をお下がりであげていたこともあり、発行から年数が経っている作品もいくつか含まれていました。

そんな今回買取しました書籍の中から、ご紹介する作品は『現代語訳 日本の古典』です。

こちらの作品は、1979年から81年にかけて学研から刊行されていた全集で、今回は全21巻をまとめてお譲りして頂きました。

『古事記』や『万葉集』などの古典から、人形浄瑠璃の『義経千本桜』、映画などの映像作品でも知られる江戸時代の読物『雨月物語』などの名作を、田辺聖子、円地文子、水上勉など日本を代表する作家が手掛けています。

カラーの挿絵が豊富で、本文には読み仮名が振られていて、かなり読みやすくなっています(｀･ω･´)b

古典文学は、国語の授業などで作品名や有名な一節だけは知っていても、全文となるとなかなか敷居が高くとっつきにくいため、拒否感が出てしまう方も多いと思います(>д<*)
ただ、そんな古典文学も最近は現代語訳や漫画化され親しみやすい内容の作品も増えていて、各社から様々な書籍が数多く出版されて、人気のジャンルとなっています。

そのため、古典文学の現代語訳が読みたいだけであれば新刊でも充分ですが、こちらの全集には『好色五人女』『女殺油地獄』などの、名作ではありますが児童向けの作品集には少しそぐわない作品も含まれていて、当時の出版業界の寛容さみたいなものが伺われる、面白い作品集となっています( ︶ω︶)

みつばち書店では、子ども向けの書籍の買取のご相談も大歓迎です。
絵本や児童書、学習書や事典など、買取のジャンルは問いませんので、少しでもご興味があればお気軽にお問い合わせください(　•´ω•` )ﻭ