社史『キッコーマン醤油史』をお譲りして頂きました。

千葉県野田市にお住まいのお客様より、書籍をお譲りして頂きました。

今回ご依頼をくださったお客様は、亡くなられたお父様の遺品の整理を進めていて、遺された書籍の買取をお願いしたいと、当店へお問い合わせをくださいました。
お父様はとても読書がお好きだったそうで、幅広いジャンルの書籍が大量にあるとのお話でしたので、今回はご自宅へ直接お邪魔して査定作業を行いました(=ﾟωﾟ)ノ

ご自宅の蔵書は、国内の作家の文芸作品を中心に5000冊程ありましたが、中には歴史関連の書籍も多くありました。
かなりマニアックな内容の書籍もあり、査定作業中にお話を聞いたところお父様は歴史を調べることもお好きだったので買い集めていたのかも、とのことでした。

画像はその中の一冊で、醤油で有名なキッコーマンの社史『キッコーマン醤油史』です。
こちらの書籍は、昭和43年に会社設立50周年を記念して発行された書籍で、会社の歩みはもちろん、日本の醤油の歴史についても解説されています。

お父様は、キッコーマンに勤めていたわけではなかったので、おそらく戦中戦後の野田市の経済に関する記述に興味を持って購入されたのではないかとお話されていました（´•ω•`）.｡oO

千葉県は、キッコーマンがある野田市をはじめ、ヤマサとヒゲタのある銚子市など醤油の産地として有名で、千葉県民あるあるとして小学校の社会科見学で醤油工場に行くのが定番になっているくらい、醤油は身近な調味料です(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)

それには、江戸時代の野田周辺は水運が盛んで大消費地の江戸への物資の輸送が容易で、併せて塩田や大豆の生産地が近く製造にも有利と、色々な要因があったそうです。
中でもキッコーマンは早くから海外展開もしていて、その甲斐もあってか今では外国の方でも醤油を口にしたことがある方が多く、世界的にポピュラーな調味料となっています。

こちらの社史では、そういった会社の沿革を詳しく知ることができ、世界的な企業の歩みを知ると千葉県民としてなんとなく誇らしい気持ちになりますね( ,,ÒωÓ,, )

みつばち書店では、このような企業が発行した社史の買取にも対応しております。
関係者向けの限定発行の書籍などでも買取が可能な場合もありますので、処分をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください(´｡•ᴗ•｡)ﾉ