『吉田秀和全集 全24巻セット』を買取しました。

千葉県君津市にお住まいのお客様より、書籍を買取しました。

今回買取査定のご相談をくださったお客様は、亡くなられたご家族の遺された遺品の蔵書をまとめて引き取ってもらいたいと、当店へお問合せをくださいました。
読書好きだったご両親の遺された書籍は、ジャンルが多岐にわたり発行年代も幅広く、価値がよく分からないとのことでしたので、今回は書籍が保管されているご実家へお邪魔して査定作業を行いました=͟͟͞͞(๑•̀ㅁ•́ฅ✧

実際に拝見しました蔵書は、お父様が集めていた国内の作家の文芸作品が中心で、文学全集や著作集などもあり、かなりの冊数になりました。
発行からの年数が経っていたため、経年のシミや傷みはありましたが、ほとんどの書籍が通読には支障が無かったため、問題なく買取させて頂きました(,,>᎑<,,)

また、お母様が音楽鑑賞がお好きだったそうで、文芸作品以外にも音楽に関連した書籍もいくつかお譲りして頂きました。
その中から、今回ご紹介する作品は『吉田秀和全集』です。

こちらの全集は、日本の音楽評論家・吉田秀和の著作をまとめた作品集で、1975年から2004年にかけて白水社から刊行された作品です。
今回は、第1期から第4期までの全24巻をセットでお譲りして頂けたため、高評価で買取させて頂きました(‘∇^d)

付属の月報もしっかりと付いていたことも、プラスの評価でした( *˙ω˙*)وナイス‼

吉田秀和は、戦後から2012年に亡くなるまで日本の音楽評論の先導的存在として活躍し、NHK-FMで放送されていたクラシック音楽番組「名曲のたのしみ」では、40年以上に渡りディスクジョッキーを務めていたことでも有名です。

クラシック音楽の豊富な知識を基に音楽の魅力を伝え、日本に音楽批評を定着させた業績によって文化功労者に選ばれていて、日本の音楽評論家としては初めて個人全集が刊行され、それが本書『吉田秀和全集』です。

本書をお供にしてクラシック音楽を聴けばより深く音楽を楽しめる、そんな全集となっています«٩(*´ ꒳ `*)۶»

みつばち書店では、音楽関連の書籍の買取のご相談も大歓迎です！
楽譜やバンドスコアなども対応可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいヽ(｡•  –｡)