『房総風雅史』を買取りしました。

千葉県館山市にお住まいのお客様からのご依頼で、書籍の出張買取にお邪魔しました。

今回買取り査定のご依頼をくださったお客様は、以前買い集めていて最近ではずっと読んでいないでいる書籍をまとめて引き取って欲しいと、当店へお問い合わせをくださいました。
お客様は、テレビで生前整理の特集を観て、元気なうちに身の回りの整理しておこうと考え、今回は読んでいない本を引き取りに家に来て欲しいとのご依頼内容でした((￣ ￣*))

読書家なお客様のご自宅の本棚は、かなりの冊数の蔵書で埋まっていて、年代・ジャンル共に幅広くありました。
どの書籍もかなり状態が綺麗で、大事に読まれていたことが伺われるコンディションで、大量にお譲りして頂けたこともあり、高評価で買取させて頂きました(,,ò᎑ó,,)و

そんな、今回買取りしました書籍から、ご紹介したい一冊は『房総風雅史』です。

こちらの作品は、2003年に思文閣出版から刊行された、千葉県の房総地方の文化史です。

約20年前の書籍と、今回お譲りして頂いた書籍の中では比較的新しめの作品でしたが、外函に入れていたこともありかなり綺麗な一冊です⸜( ´ ꒳ ` )⸝✩︎⡱

本書の著者小倉光夫は、川崎製鉄の理事を務めるかたわら、茶の湯文化学会会員もされている方だそうで、江戸時代の房総在住の大名の茶の湯文化など、房総地方の風雅の歴史を紹介した書籍となっています。

地域性が強く、定価もかなり高価なため読み手を限定する作品ですが、その分希少価値が高いことを評価して、今回は高価買取させて頂きました٩(*´꒳`*)۶

近年、亡くなった後にご家族などに迷惑を掛けたくないと、生前整理にご興味を持たれる方が増えていて、その中でも書籍は場所を取りがちで重さもあるので片づけるのが大変なため、処分をお考えになる方が多く、当店でも年々お問い合わせが増えている印象です。

ご自身で集めてきた書籍には思い入れもあり、なかなか処分に踏み切れないという方も多いと思いますが、みつばち書店ではお客様に納得して頂けるよう丁寧な査定を心がけておりますので、少しでもご興味があればお気軽にご相談ください୧(⑉•̀ㅁ•́⑉)૭✧