『マルクス＝エンゲルス全集』を買い取りしました。

東京都町田市にお住まいのお客様より、書籍を買い取りしました。

今回買い取り査定のお問い合わせをくださったお客様は、ご実家の整理を進めている最中で、亡くなられたお父様の遺した書籍を買い取ってもらいたいと、当店へご依頼をくださいました。
査定を希望の書籍はあらゆるジャンルに渡っていて、幅広い書籍の取り扱いが可能な当店に興味を持ちご連絡をくださったそうです。

書籍の内容は全集や著作集などのセットの作品が中心とのことで、お問い合わせのメールに添付されていた画像で書籍の状態や内容の確認が取れましたので、今回は宅配便を利用しての査定のご案内をさせて頂きました(´｡•◡•｡)ﾉ

送って頂き拝見しました蔵書は、哲学書や思想書などの専門性の高い内容で、あまり一般的でない一方希少性が高い書籍が多くありました。
発行から年数が経っている書籍が多かったですが、状態が良かったことから高評価で買い取りさせて頂きました(･ω･)b

この度は、みつばち書店の買取査定をご利用して頂き、ありがとうございました(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾

今回の買取査定でお譲りして頂きました書籍から、私が注目した作品は『マルクス＝エンゲルス全集』です。

こちらの全集は、大月書店より刊行された思想家・経済学者のマルクスとエンゲルスの著書をまとめた全集です。
補巻と別巻を合わせると全53巻の全集ですが、今回は不揃いではありますが51冊をセットでお譲りして頂けたため、高評価で買い取りさせて頂きました。

本書は、19世紀を代表する思想家であるカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスのほぼ全ての著書、論文、書簡が収録されていて、日本語訳としてはもっとも両者の作品が網羅されているそうですφ(-Ò｡Ó-”）

1959年の刊行開始から30年以上をかけて全53巻が刊行されましたが、印刷技術の問題などから重版が難しくなり90年代には販売が終了していて、現在ではサブスク形式でオンライン上で読むことが出来、今なお研究や学習の際のテキストとして重宝されているシリーズです。

オンラインデータサービスでパソコンやタブレットで読むことが出来るので、本書の需要は減っていますが、古書市場ではまだまだ根強い人気で、確かにこのボリュームの全集は所有欲を満たしてくれるかもしれませんね(*´꒳`*ﾉﾉﾞ

みつばち書店では、専門的な内容の全集の買い取りも大歓迎です。
発行から年数が経っていても問題なく対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください(๑و•̀ω•́)و✧