『波多野精一全集』を買い取りしました。
買取品目 | |
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全集、思想書 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 茨城県 鹿嶋市 |
最寄り駅 | 鹿島神宮 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
茨城県鹿嶋市にお住まいのお客様のご自宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。
今回査定のご依頼をくださったお客様は、亡くなられたご家族の遺された蔵書をまとめて引き取ってもらいたいと、当店へお問合せをくださいました。
読書好きだったご両親の遺された書籍は、ジャンルが多岐にわたり発行年代も幅広く、価値が分からないとのことでしたので、今回はお客様のお宅へお邪魔して査定作業を行いました(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”
ご実家に保管されていたという蔵書は、お父様が趣味で集めていた哲学書や思想書などの、専門的な内容の書籍が大量にありました。
発行から年数が経っていたため、どうしても経年の傷みはありましたが、ほとんどの書籍が通読には支障が無かったため、今回は専門的な書籍で希少性が高いことも評価して買取させて頂きました( *˙ω˙*)و
親の本で、自分では価値がわからなかったので引き取ってもらえるか不安だったとおっしゃっていましたが、思わぬ高額買い取りだったと喜んで頂けて、当店も希少な書籍をいくつもお譲りして頂けて、大満足の買取査定でした☆٩(。•ω<。)و
今回お譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介したい作品は『波多野精一全集』です。
こちらの全集は、明治から昭和にかけて活動した哲学史家・宗教哲学者の波多野精一の著作をまとめた全集で、1968-69年に岩波書店から刊行された作品で、今回は全6巻をまとめてお譲りして頂きました(⁎•ᴗ‹。)
付属されていた月報は、シミが目立ったためマイナスの評価になりましたが、読む分には支障無いかと思います( ︶ω︶)
波多野精一は、同時代に同じく哲学者として活躍した西田幾多郎とともに、日本哲学の立役者のひとりと言われ、大学の教授も務めていたことから教え子には著名な哲学者が多数います。
本全集には、独自の宗教哲学を体系的にまとめ、「三部作」と呼ばれた代表作の『宗教哲学』『宗教哲学序論』『時と永遠』の三作品のほか、西洋哲学史やキリスト教の講義録、書簡なども収録されています。
内容が特殊で読者を選ぶ全集ですが、その分流通数が少なく希少なことも評価して、今回は高評価で買取させて頂きました(*^ω^*)
みつばち書店では、哲学書・思想書などの専門書の買取のご依頼も大歓迎です。
全集などのセットの書籍の大量買取にも対応しておりますので、お気軽にご相談下さい(๑•̀ㅁ•́ฅ✧