『NHK広島放送局六〇年史』を買取りしました。

神奈川県にお住まいのお客様からご依頼を頂き、書籍を買取り致しました。

今回買取り査定のお問い合わせをくださったお客様は、近くご自宅の建て替えを予定していて、事前に不要品を少しでも減らすため買取をお願いしたいとのご相談内容でした。
買取を希望の書籍は、発行からの年数が経っている作品が多いとのことでしたが、メールに添付されていた画像から内容と状態の確認が取れ、今回は宅配便を利用しての査定をご案内させて頂きました( 〃 ˆᴗˆ 〃 )

送って頂いた書籍の冊数は少なめでしたが、専門的な内容の作品や、一般にはあまり出回らない珍しい書籍も含まれていて、希少性を考慮して査定させて頂きました。
この度は、貴重な書籍をいくつもお譲りして頂き、ありがとうございました(ﾉ*>∀<)ﾉ♡

今回買取しました書籍の中から、ご紹介します一冊は『NHK広島放送局六〇年史』です。

こちらの作品は、1988年にNHK広島放送局より刊行された放送史（社史）です。

1928年のラジオ放送での開局から、太平洋戦争時の放送、戦後の混乱・復興とテレビ時代への変遷などを、時代ごとに全8章に分けてまとめられています。

収録されている写真を見ると、当時の機材や出演者の衣装などから歴史を感じさせられます
ﾌﾑ((¯ω¯*))ﾌﾑ

NHKは100年近い歴史があり、この広島放送局発行のものに限らず、東京で編集されたものから、全国各地にある地域放送局が編集したものまで、数多くの放送史が刊行されています。

その中でも、広島放送局は世界初の原爆被爆都市にある放送局として、平和を考える番組作りに意欲的で、本書でも戦争時の放送と原爆投下直後の放送の様子に多くのページがかけられていて、500ページ近いボリュームがあります(°o°*)

NHKの放送史は一般向けの書籍とは言えませんが、日本における放送の歴史はもちろん、発行された地域の歴史を知ることができる貴重な史料としての一面もあるため、地方史の研究をしている方などにはおすすめの一冊となっています(๑•̀ •́)و

みつばち書店では、社史などの一般の書店向けの作品では無い書籍の買取にも対応しております。
関係者のみに配布していた非売品で、バーコードが無い書籍などでも取り扱い可能な場合がありますので、まずはお気軽お問い合わせくださいヽ(•̀ω•́ )ゝ✧