漫画雑誌『週刊少年キング』を買い取りしました。
買取品目 | |
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漫画雑誌 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県 佐倉市 ユーカリが丘 |
最寄り駅 | ユーカリが丘 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
ここ数日徐々に気温が上がってきて、査定の際の書籍の持ち運びでは汗だくになり、夏本番はどうなってしまうのか今から不安です。
さて、今回は千葉県佐倉市にお住まいのお客様よりご依頼頂き、書籍の出張買取にお邪魔しました。
古い漫画本が大量にあるとのことで、石ノ森章太郎、手塚治虫、永井豪、横山光輝などの漫画をお譲りして頂きました。
中には、絶版作品やバーコードの付いていない作品、また漫画雑誌も何冊か含まれていました。
画像は、今回買い取りしました書籍の一部で漫画雑誌『週刊少年キング』を集めてみました。
『週刊少年キング』は、『マガジン』『サンデー』に次いで、1963年に日本で3番目に創刊された週刊少年漫画雑誌で、当時は中小出版社だった少年画報社から発行されていました。
大手出版社に比べると、資本力の違いから発行部数は低迷し、現在では休刊扱いとなり少年画報社最後の少年誌となっています
ただ、創刊直後から手塚治虫や、石ノ森章太郎・藤子不二雄などのいわゆる「トキワ荘グループ」の漫画家を積極的に起用し、さらに梶原一騎原作の『柔道一直線』や、望月三起也の『ワイルド7』などの作品がテレビドラマ化されるなど多数の人気作に恵まれ、五大週刊少年誌の一角を担いました。
今回お譲りして頂いたのは1970年前後に発行された号で、プロレスラー・ジャイアント馬場の半生を描いた、梶原一騎作・辻なおき画の『ジャイアント台風』などの貴重な連載時の作品が収録されています
前述のとおり、発行部数が低迷し五大週刊少年誌の中では部数が最下位で、創刊から20年足らずで休刊となりましたが、本誌でデビューした漫画家には、小池一夫、池上遼一、北見けんいちなど錚々たるメンバーが名を連ね、多くの名作やヒット作を輩出したことからバックナンバーが古書市場では再評価され、頻繁に取引されています
『ジャンプ』『サンデー』『マガジン』に比べると、個性的な漫画や企画が豊富で硬派な印象が強く、個性が尊重され様々な漫画作品が増えている現代こそ、こういった漫画雑誌が結構人気になるんじゃないかと想像してしまいます
みつばち書店では、過去に発行された漫画雑誌の買取のご相談も大歓迎です。
古い本だから大して価値が無いと諦めてしまう前に、まずは一度当店までお気軽にお問い合わせ下さい