『海野十三全集』を買い取りしました。
買取品目 | |
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小説、全集 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県 市原市 |
最寄り駅 | 五井 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
千葉県市原市にお住まいのお客様のご自宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。
今回買い取り査定のご依頼をくださいましたお客様は、過去に買い揃えてきた書籍の処分のため、買い取りをお願いしたいとお問い合わせをくださいました。
また、書籍以外にも不用品があり可能であれば買い取ってもらいたいとご要望を頂きましたので、今回はご自宅へお邪魔させて頂きましたε=ヽ(*・ω・)ノ
買取をご希望された書籍は、日本人作家の文芸作品が中心で、単行本と文庫本でおよそ3000冊ほどあり、ジャンルも幅広くお客様の読書好きが伺われる蔵書でした。
お客様は、年齢を重ねて読書の好みが変わってきて、読まない作品が増えてきてしまったのが心苦しく感じ始めてしまい、どうせ処分するのであれば読んでもらえる人の手に渡って欲しいとお話されていました…( ˘ω˘ )
そんな大事な書籍の売却先に当店を選んで頂き、大変光栄でした。
この度は、みつばち書店をご利用してくださり、ありがとうございました!
今回お譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介する作品は『海野十三全集』です。
こちらの全集は、1988~93年にかけて三一書房から刊行された、日本の小説家・海野十三の作品をまとめた個人全集です。
今回は、全13巻+別巻2巻の全15冊をセットでお譲りして頂きました。
外函には経年の傷み、帯に破れなどもありましたが、書籍本体は綺麗で月報が揃っていることなども評価して、買取させて頂きました( ´ᵕ`* )❤︎
海野十三は、主な活動期間が戦前だったこともあり知らない方も多いかもしれませんが、SF・推理・科学小説を多く手掛けていて、日本SF小説の生みの親とも評されている作家です。
早稲田大学で電気工学を専攻し、逓信省(交通・通信行政の中央官庁)の電気試験所に勤務しながら短編の探偵小説を執筆していた変わった経歴を持っていて、本格的なデビュー作は『電気風呂の怪死事件』という探偵小説というのも面白いなと思います(*´ω`*)
書かれた年代を考えるとどうしても古臭さはありますが、豊かな発想力による奇想天外な設定や、電気工学に詳しい作者ならではの科学トリックを用いたミステリー作品などは今読んでも十分楽しめるので、SF小説・ミステリ小説好きな方であれば一度は読んでみても良い作家だと思います(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
みつばち書店では、丁寧な査定でお客様に損の無いような買取を心がけておりますので、大事な書籍の売却を検討されている方はお気軽に当店までご相談ください。
生前整理・遺品整理などの大量買取のご相談も承っておりますので、お客様からのお問い合わせのお待ちしております(* ᴗ ᴗ)⁾⁾