『川上音二郎・貞奴展』の図録を買取りしました。

神奈川県横浜市にお住まいのお客様より、書籍を買取り致しました。

今回買取り査定のご依頼をくださいましたお客様は、美術展などの展覧会巡りがお好きな方で、展覧会に行った際に買い求めてきた図録が買取可能かどうかというお問い合わせでした。
お問い合わせのメールに添付されていました図録の画像で、当店でご対応が可能そうでしたので、今回は宅配便を利用して買取り対応させて頂きました(*p’∀‘q)

送って頂いた図録は、絵画や工芸などの展覧会で販売された図録が中心でしたが、中には少し変わった展覧会の図録も含まれていました。
その中の一冊が、今回ご紹介する『川上音二郎・貞奴展』の図録です。

こちらの展覧会図録は、2011年に茅ヶ崎市美術館で開催された「音二郎歿後100年・貞奴生誕140年記念　川上音二郎・貞奴展」で販売された図録です。

川上音二郎は「新派劇の父」と評される興行師・芸術家で、妻である女優の貞奴とともに日本の近代演劇の発展に多大な貢献をしたことで知られています。
また、音二郎は自由民権運動の活動として、時事を風刺した明治時代の流行歌「オッペケペ節」を歌ったことでも有名で、歴史に詳しい方であればそちらで耳にしているのではないでしょうか( ︶ω︶)

展覧会が行われた茅ヶ崎市美術館がある高砂緑地には、川上夫妻が住んでいた別邸が建てられていたそうで、そういった縁からこの展覧会が開催された経緯があり、音二郎と貞奴の激動の生涯を明治期の錦絵や西洋画とともに知ることが出来ると、とても好評な展覧会だったそうです(๑•̀᎑<๑)و

普段の図録の買取査定のご相談ですと、絵画や工芸の展覧会のものが中心ですが、少し珍しい俳優として活躍した川上夫妻に焦点を当てた展覧会の図録ということから、今回ご紹介させて頂きました。

みつばち書店では、あらゆるジャンルの展覧会図録の買取に対応しておりますので、ご自身がお持ちの図録が買取対象か気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせの際は、専用のメールフォームをご用意しておりますので、ぜひご利用ください(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾

【神奈川県 横浜市中区】