フリードリヒ・ハイエク 作品買取

1899年5月8日ー1992年3月23日　オーストリア・ウィーン出身
経済学者・哲学者

オーストリア学派の代表的経済学者の一人で、経済学にとどまらず、政治哲学・法哲学・心理学にまで渡り業績を残し、ノーベル経済学賞を受賞しています。

フリードリヒ・ハイエクは、1899年にオーストリア＝ハンガリー帝国の首都ウィーンに生まれました。
ハイエク家は学者の家系で、父は医師で植物学者、祖父は博物学者、母方の祖父は統計学者でした。

ウィーン大学で法律学と政治学の学位を取得後、渡米しニューヨーク大学で研究助手などを経て、1927年にオーストリア経済研究所の所長となります。
1931年には、ロンドン大学の教授に就任し、『貨幣理論と景気循環（1933）』『資本の純粋理論（1941）』『隷属への道（1944）』などを発表しました。

戦後は社会哲学面に関心を移し、1947年に自由主義者の国際団体モンペルラン・ソサイエティーを創立し初代会長を務めます。

1950年シカゴ大学教授を経て、1962年にはヨーロッパに戻り、西ドイツのフライブルク大学教授、1969年ザルツブルク大学客員教授などを歴任しました。

1974年にノーベル経済学賞を受賞し、1991年にはアメリカの民間人に与えられる最高の栄誉賞である大統領自由勲章を受章しました。

1992年、ドイツ・フライブルクにて死去。

『貨幣理論と景気循環』や『価格と生産』などの著作から、かつては貨幣的経済理論によって著名でしたが、今日では経済理論の枠組みを超えた思想家としても評価されていて、政治学書『隷属への道』は20世紀の保守主義と自由至上主義、経済学・政治学の両面に大きな影響を及ぼし、現在においても評論家による引用が行われています。

著書に『資本の純粋理論』『隷属への道』『個人主義と経済秩序』など

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